なぜ、かみ合わせが原因で耳付近が痛くなるの?
2022/07/14
こんにちは。
Yスマートデンタルクリニック院長の吉本です。
先日、初診で歯医者や内科、耳鼻科に行ったけど耳の下付近の痛みがずっと続いていて原因が分からず困っている。
という方がいらっしゃいました。
親知らずが半分埋まっているため、他院では親知らずが原因ではないか?ということで消炎処置のみ行ったようです。
内科でも異常なし。耳鼻科でも耳の中は綺麗で特に問題なし。とのことでどの病院に行っていいか、わからないと困っている様子でした。
当院では、親知らずの炎症は無しと診断し、咬合診査及び筋肉の触診を行いました。
すると、かみ合わせの問題、それに伴う筋肉の痛みも確認できました。
写真は咬合調整前と後です。レントゲンでは特に虫歯などは確認できませんでした。
耳の下付近、エラ付近は多くの筋肉が集まってる場所でもあり、かみ合わせの不調和により痛みが出やすい部分でもあります。
即日で、かみ合わせのバランス調整をさせていただき、翌週いらっしゃった時には、すっかり痛みも消えて快調とのことでした。
本来当たってはいけない部分にかみ合わせの負担がかかってくると、歯の横揺れも起こり歯の神経や歯茎に影響が出てきます。
また、その干渉により顎の動きにも影響が出て筋肉に悪影響を及ぼし痛みとなり発症します。
このケースのように、かみ合わせのバランスだけで思いがけない場所まで痛みが出ることはよくあります。
まだまだ一般的にも知られてないことが多く、様子見、経過観察になることが多いようです。
また別のブログにて、かみ合わせによる問題発症ケース記載していきたいと思います。